【第六章の人々】男ヲ浅アサ津ヅ間マ若ワク子ゴノ宿スク禰ネ（允いん恭ぎよう天皇）皇后の必死の懇願で即位した第十九代天皇父にオホサザキ（仁徳天皇）、母にイハノヒメを持つ第十九代天皇で、ヲアサヅマワクゴノスクネとは、その諱（天皇としての名ではな

【第六章の人々】速ハヤ総ブサ別ワケノ王ミコ・女メ鳥ドリノ王ミコオホサザキの命で殺された悲恋の物語の主人公ハヤブサワケはホムダワケ（応神天皇）の皇子で、別名は隼総別皇子。オホサザキ（仁徳天皇）はメドリを妃にしようと、弟のハヤブサワケを遣いに

【第六章の人々】磐イハ之ノ 嫒ヒメノ命ミコト嫉妬深い女性として知られる仁徳天皇の皇后大和の地の有力豪族である 葛かつら城ぎ氏の祖で、新羅との外交にも活躍したとされるソツヒコの娘。イハノヒメは当時の常として政略結婚によってオホサザキ（仁徳天

【第六章の人々】大オホ山ヤマ守モリノ命ミコトウヂノワキイラツコを殺して皇位に就こうとした応神天皇の皇子ホムダワケ（応神天皇）の子で、皇后の姉を母として生まれた。弟のウヂノワキイラツコは応神天皇によって皇太子に任じられ、オホサザキが太子補と

【第六章の人々】宇ウ遅ヂ能ノ和ワ紀キ郎イラツ子コオホサザキの素質を見抜き皇位を譲った聡明な弟オホサザキ（仁徳天皇）の弟で、父は応神天皇である。「記紀」では、渡来人の師について多くの書物を学んでは深く理解し、オホヤマモリの反乱に際しては、自

【第六章の人々】天アメ之ノ日ヒ矛ボコノ命ミコト逃げた妻を追って へやってきた新羅国の王子新羅国の王子として生まれながら にやってきて、神として信仰されているのがアメノヒボコである。『古事記』に記されたその渡来の経緯はユニークである。あ

【第六章の人々】大オホ雀サザキノ命ミコト（仁徳天皇）仁政を行なう一方で、皇后の嫉妬に翻弄された天皇第十六代仁徳天皇は、ホムダワケ（応おう神じん天皇）の第四子で名をオホサザキといい、幼い頃から利発で容姿も性格も優れていたと伝えられる。ホムダ

第六章国中けぶり発たず国を富ませた河内の聖帝【第六章あらすじ　─聖帝の御代─　】善政を施しながらも派手な女性関係を楽しんだ聖の帝第十五代ホムダワケ（応おう神じん天皇）は、皇位継承候補の三人の御み子このうち、末子のウヂノワキイラツコに皇位

第六章 の各地方第六節　中国と四国地方中国・四国地方は、本州の南西部とその南の四国、瀬戸内海に浮かぶ大小多数の島々や 海の沖合いにある隠岐などからなっている。中国地方と四国地方には岡山、広島、山口、鳥取、島根と香川、愛媛、徳島、高知