「坊や」幼いその子はおもちゃ箱をひっかきまわしてお気に入りのロケットを探し出した。独り言を言いながら遊んでいたかと思うと、[　　　　　]。1、[　　　　]の中に入る適当な文を選べ。きげん良く遊んだ。母親が「ごはんよ」と声をかけた。母親

「原点」あまりに専門的に細分化されてしまった医療現場で原点に立ち戻ろうとする動きが出ている。●細分化　　細かく分けること1、下線部「原点に．．．動き」は、具体的にはどのようなことだと考えられるか。基本的な学問を身につける。科学的研究を積

「風」すがすがしい風が若葉の梢を揺すって通り過ぎてゆく。小鳥のさえずる声がそこかしこに愛らしく響く。●若葉　　　新しい木の葉●揺する　　揺り動かす●愛らしい　かわいい1、この文の季節は次のうちどれと考えられるか春の初め九月ごろ五月

「かすかな信号」顕微鏡を覗くとミクロの世界が拡大されて見える。素人の悲しさ、彼らが透き通った体で送る微かな信号が私には読み取れない。●ミクロ 非常に小さいこと1、下線部の「彼ら」は何を指すか。非常に小さい生き物科学者達素人達顕微鏡

「癌の引き金」焦げたもの、かびが生えたものは癌の引き金になるという。多少誇張された話かもしれないが、思い当たるふしのある人は今後そういったものを避けるよう心掛けるとよい。●引き金　　きっかけ・はじまり●思い当たるふし　「そうだ」と思う

「携帯電話」公衆の面前で携帯電話をかけている人はなぜか間が抜けて見えるし、所かまわず鳴り響くベルの音は騒々しくてかなわない。「　　　」、と言いたい気がする。●（～の）面前で　　　　　　　　（人が）見ている前で●間が抜けている（間抜けな）　

「呼び方」 の家族には特別な呼び方のルールがある。例えば自分の夫を父の概念を含む言葉で呼んだり、娘に姉の概念を含む言葉で話しかけたりする。1、この文の「ルール」と違う呼び方はどれか父親が息子を「おにいちゃん」と呼ぶ妹が兄を「おにいちゃ

「クリスマス」きらびやかに着飾った人々の列が切れ目なく続く。クリスマスは新年と並んで の大きな行事になった。｢お祭り好きの 人だ｣と苦笑せず、大いに楽しむのも一興だ。●新年　　　　　お正月●一興　　　　　ちょっとおもしろいこと●苦笑

「受験」青春のある一日で将来の運命が決まる入学試験は、若者から強烈な個性を奪ってしまう。しかし、これをきっかけに成長する 若者もいることもまた事実であるようだ。1、下線部の「若者」はどんな若者だと思われるか入学試験に合格して成長する若者

「ニワトリ」近所にニワトリがいて、毎朝ときをつくるのが聞こえてくる。コケコッコーと鳴いてから、しばらく休んでまた鳴く。また、しばらく休んで鳴く。こういうことがくり返されるのをウツラウツラ聞いていると、コケコッコーの間の時間がどうも大体一定の

「ベストセラー」どんな本がベストセラーになったか。「ベストセラー」からその年の世相を見ることができる。それは、その年の流行や特徴的な現象についての本は、当然よく[　　　]からだ。一方、ある調査のデータによると、人々がどんな分野の本を読みたい

「思いやり」我が家の愛犬ピーター、二歳。このところの暑さのために食欲が減退しているのか、毎朝えさを残す。大好きなちくわとドッグフードは食べ、ご飯は残す。そして、足を伸ばしてゴロリと横になる。それを待っていたかのように、スズメがやって来る。食

「へだたり」学校の教師をしていて、おもしろくも不思議にも思うのは、教室で学生達がいつも[　　　　　]ことだ。百人ほど入る教室に、二、三十人しか学生がいない場合、その学生達は、なるべく教師から遠い所に、壁に沿って散らばっている。彼らは、教師と

「一人っ子」家庭が子育ての基本単位であることは言うまでもない。かつての子供達は大勢の家族の中でにぎやかに暮した。兄弟げんかを通して、がまんやいたわりの心を学んだ。年寄りから自然に生活の知恵も受け継いだ。こうした社会性を、人と人の間で、もまれ

「新しいエネルギー」２１世紀のエネルギー源を何に求めたらいいかが大きな問題となっている。石油、石炭、原子力はそれぞれ安全や環境保護などの点に問題がある。[　　　]。太陽電池が次代のエネルギーとして有利なのは、無限であること、クリーンであるこ

「快適ゾーン」人間は立って人と話す時に、相手からの距離を加減する。この距離がちょうどいいと感じる[快適ゾーン]は、人それぞれに違う。興味深いのは、この距離が文化によって微妙に異なっていることだ。南米の人々は体を相手にスレスレに近づけて立ち、

「残業」働いても賃金をもらえない、[　　　]「サービス残業」に関する実態調査の結果を分析すると、 企業の労働者の約三分の二に当たる人々がサービス残業をしていることが注目される。根本的に残業をなくす方法については、今後仕事に関する個々人の意

「私の性格」私はもともと消極的な性格で、自分から進んで人に話しかけたり、積極的に人の輪の中に入っていったりすることができません。好きな人と話していても会話がぎこちなく、白けた雰囲気になってしまいます。将来は音楽関係の仕事につきたいと思ってい

「遊び方」「会社人間」「働きバチ」、こういった言葉で表される 人の働きすぎについての反省が高まっている。いや、「反省」の時代はすでに終わり、今や は、「どうやって休み、どうやって遊ぶか」という新しい問題に取り組んでいる。大体「休む」「遊

「生き方」人生は生きたいように生きればいいという考えがある。しかし、人の人生観とか生き方の理想は少なからず他の人から学び、受け入れるものだと思う。私は生き方に迷ったとき、伝記を通じてその指針を得ることが多い。伝記の主人公たちと同じような生き